「双11」期間のネット小売額は26.7%増 8700億元

「双11」期間のネット小売額は26.7%増 8700億元。商務部の高峰報道官は14日、商務ビッグデータが観測した主要ECサイトの統計によると、今年11月1日から11日までの全国のインターネット小売額が8700億元を超え、前年同期比26.7%増加したと紹介した…

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発信時間:2019-11-15 14:31:11 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   商務部の高峰報道官は14日、商務ビッグデータが観測した主要ECサイトの統計によると、今年11月1日から11日までの全国のインターネット小売額が8700億元を超え、前年同期比26.7%増加したと紹介した。

 

 高峰氏は同日に開かれた商務部の定例記者会見で、今年の「双11」(ネット通販セール)期間、ネット小売市場の規模は過去最高を更新し、主に5つの特徴が見られたと述べた。

 

 グレードアップ類の商品が売れ行き好調。新商品の発表は高品質消費を促し、多くの日用消費財ブランドと海外の新ブランドがECサイトで新商品を発表し、新型携帯電話やスポーツウォッチなどが人気商品となった。21の中華老舗ブランドの売上高の伸び率は50%を超えた。

 

 サービス類の消費が急増。美容医療、口腔、健康診断などの健康消費が新たな注目点になり、関連サービスの予約件数は5倍以上となった。オンライン観光の売上高は100%増加、家事代行や自動車サービスなども勢いある成長を維持した。

 

 新興市場余地が消費増加を促す新たな原動力に。ネット通販の新規ユーザーのうち、三線・四線都市、県人民政府所在地、郷・鎮をはじめとする新興市場は約70%を占める。二線・三線・四線都市、小都市の青年による観光商品ニーズの増加は一線都市を大幅に上回った。家電、化粧品、家具などの人気商品の注文の60%を新興市場が占める。

 

 オンライン・オフライン連動が消費市場の質向上と規模拡大を促す。ECサイトは業態の整理統合を加速し、実店舗の全面的なデジタル化を通し、オンライン・オフライン連動の「生活圏」を形成し、全生態消費モデルを構築している。物流効率も人工知能(AI)などの新技術の応用により大幅に上昇した。

 

 カスタマイズ消費がブランド・サプライチェーンのグレードアップを促進。ECサイトはビッグデータを通し、ブランド企業のニーズに基づく商品カスタマイズをサポートし、サプライチェーンのモデル転換・グレードアップを促した。「双11」期間、妊婦・乳児用洗濯機、加湿器などの新商品の売上高は10月の倍になった。

 

 インターネット中継による販売促進について、高峰氏は、「新興のECマーケティング手段の1つとして、インターネット中継による販売促進は消費者の消費体験の向上を後押しし、質とサービスが保証された多くの商品の販路を切り開くことができる。また、どのような業態形式も関連法に則り、消費者の合法的権利を保障する必要がある」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年11月15日


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