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japanese.china.org.cn |20. 11. 2019

山奥の教師「障害を持つ私の学生には付き添う人が必要」

タグ: 熱心な教員

(图片故事)(1)一个大山教师的守望:“我的残障学生不能没有陪伴”



広西チワン族自治区上思県那琴郷の中心小学校の逢通村教室


 学校に1人の教員と3人の障害を持つ学生。59歳のチワン族の梁志雄さんは、広西の十万大山の北麓で働く熱心な教員である。


 梁志雄さんは広西チワン族自治区上思県那琴郷の中心小学校の逢通村教室の唯一の教師で、2005年に十万大山の北麓にあるこの学校に配属された。当時、同校には8人の教員と137人の学生がいた。その後、教員と学生の数は年々減少し、2017年には障害を持つ3人の学生だけになった。この3人のために、梁志雄さんはここに残ることを決め、山奥で彼らの成長を見守っている。


 3人のうち2人は双子で、知的障害を持ち、今年15歳。もう1人の学生は言語障害を持ち、今年11歳。梁志雄さんは、3人は知力と身体状況が特殊であるため、教育は非常に困難だと話す。


 それでも、梁志雄さんは諦めなかった。彼は毎週月曜から金曜まで学校で3人の学生に授業を行い、字、絵、スポーツを教えている。11歳の学生は家から学校まで7キロ離れているため、週末だけ帰宅し、梁志雄さんは学校で彼の面倒を見ている。授業を行うだけでなく、食事を作り、夜は同じ部屋に泊まり、父親のように彼の生活の面倒を見ている。


 来年7月、満60歳になる梁志雄さんは教壇から退く。「退職後に別の教師が見つからなければ、3人の学生はどうなるか」という問題について、梁志雄さんは「別の教師が見つからず、まだ必要とされるのであれば、ここに残る。障害を持つ私の学生には付き添う人が必要」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年11月20日


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