12月10日、古里郷無形文化遺産伝習所で、毛皮製品を整理するオロチョン族の呉曲忠さん。内蒙古自治区オロチョン自治旗の古里郷はオロチョン族の狩猟の町の1つである。古里郷無形文化遺産伝習所には様々な毛皮の洋服、靴、帽子が置かれている。これらはオロチョン族が冬の狩猟で身につける防寒必需品だったが、今では観光客が購入する手工芸品になっている。猟銃を手放して定住するようになってから、古里郷は無形文化遺産伝習所を設立し、高齢のオロチョン族を招いて若者に毛皮工芸を伝え、オロチョン族の狩猟文化観光にも活力を注いでいる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年12月11日