江西省南昌市新建区の花果山住宅の自宅で傘を修理する況亮さん(12月18日)
江西省南昌市新建区の花果山住宅では、「況さん」の話題になると住民らは彼を称賛する。今年76歳の況亮さんは2014年に住宅内の「傘の修理ボランティア」になり、住民の傘を無料で修理している。彼は、多くの人が雨の日に傘を持っていない、傘をなくしたなどの経験があることを知り、住宅と相談して「愛心傘」ラックを設置し、必要時に無料で使用できるようにした。
「愛心傘」ラックに傘がないという状況を回避するため、況亮さんは壊れた傘やパーツを集め、洗浄・修理・組み立て後に「愛心傘」ラックに置いている。また、住民も彼の精神に感動し、壊れた傘を自主的に持ってくるようになった。5年間で、況亮さんは「愛心傘」ラックに1000本以上の傘を置き、住民の雨の日の外出を便利にしている。
「多くの人が傘を使い終わったら遠くからまた返しに来ることに一番感動する。気持ちが伝わり、やっていてよかったと思う」と況亮さんは話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年12月20日