12月9日、インドネシアのバンカ・ブリトゥン州にあるビリトン島で、観光客を連れてウミガメの子供を海中に放す李嘉文氏(後方)
インドネシアのバンカ・ブリトゥン州にあるビリトン島はかつて、ひと気のない荒れた島だった。ある中国人により、島の周りの海域にサンゴ礁が復活し、マングローブの森の面積は拡大し、エビとカニが増加し、海水もきれいになった。環境理念により、インドネシアのこの荒れた島は生まれ変わった。
中国広東省出身の40代の李嘉文氏は10年以上前にインドネシアで奮闘し、偶然、この島と縁を結び「島の主」になり、彼の名前から「李王島」と名付けられた。「李王島」(ビリトン島)の開発当初、李嘉文氏は生態保護と観光開発を組み合わせた発展方式を採用し、現地住民に観光知識を学ばせると同時に、彼らの生態保護理念を養った。島の生態受容能力が低いことを考え、ビリトン島は1日に受け入れる観光客の数を厳しく制限し、観光客に生態知識を解説し、環境保護理念を広めた。ビリトン島の生態保護と経済成長を促進する方法は地元住民、政府、環境保護団体から認められた。島があるバンカ・ブリトゥン州の環境保護局責任者のルトフィ・アビアン氏は、李嘉文氏の珊瑚、マングローブの森の保護および海洋生物飼育の面の取り組みを称賛し、彼の環境保護理念を支持している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年12月27日