陳正平さん、馮爾輝さん、羅理想さん、呂詩陽さんらは、海南省マングローブ保護地の現場で働く管理者だ。彼らは勤務中に経験を積み、知識を深めた。巡回、観測、宣伝・教育などの活動を一手に担い、普通のマングローブ保護者から、保護エリア内の生体環境及び動植物の状況をよく知る「専門家」になった。
海南省には中国で種類が最も豊富なマングローブ資源がある。海南省林業局の統計によると、海南省のマングローブの面積は現在約8万5900ムーで、うち80%が各種保護地内に分布している(保護区及び湿地公園)。海口畓榃湿地研究所の盧剛所長は、「現場の管理者は保護地の最も重要な力だ。科学的・合理的にマングローブの生態系修復活動を推進するには、多くのデータによるサポートが必要だ。現場の管理者が日常的に行う基礎データ収集活動は非常に重要だ。各種機会を創出し、保護地の人材の潜在力を十分に引き出し、専門的な訓練を実施することで、保護地のすべてに優れた専門家を持たせる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2019年12月28日