1月2日、大橋の鉄骨梁貫通孔で検査用ハンマーを使って高強度ボルトを検査する頓麒さん
2020年の仕事始めで臘八節にあたるこの日、中国鉄道鄭州局集団有限公司新郷橋建設区間長垣橋梁作業場の副責任者の頓麒さんは、高さ数十メートルの長東黄河大橋の鉄骨梁の腹板を歩いて大橋鉄道の検査とメンテナンスを行った。毎日の作業で高い鉄骨梁の上を歩くため、同僚から「鋼線兄さん」と呼ばれている。「長東黄河大橋は高いため、橋の上の気温は常にマイナス10度で、特に鉄骨梁貫通孔は交通量が多く四方から風が入り、橋面より寒い」と頓麒さん。
長東黄河大橋は重要な石炭輸送ルートである新兗鉄道の要所区間に位置する。風になると、電力供給を保障するため、この発電用石炭輸送線は忙しくなり、頓麒さんらは毎日冷たい風に吹かれながら橋の設備を全面的に点検し、問題があれば迅速に対処する。細かく点検・整備する彼らは鉄道の動脈を守り、列車の安全を確保している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年1月3日