甘旗卡第二高級中学校で物理の授業をする李杭軒さん(一番右)
元日、北京交通大学大学院生教育支援チームの教育支援教員である秦雨薇さん、劉思佳さん、李杭軒さん、陳家祺さんの4人は北京から約800キロ離れた科左後旗に行き、充実しているが記憶に残る休みを過ごした。科左後旗は内蒙古自治区通遼市に位置し、北京から車で約800キロの距離にある。かつては国家級貧困旗だった。
2012年、北京交通大学は科左後旗の貧困者支援を開始し、人材貧困者支援、教育貧困者支援などを展開している。秦雨薇さんら4人は2019年7月に前期大学院生教育支援チームから引き継ぎ、教員資源が不足している科左後旗の甘旗卡第二高級中学校で教育支援を開始した。生徒らと年齢が近い彼らは1学期で生徒と打ち解け、生徒らも彼らと過ごすのが好きで、勉強や生活で直面した問題を彼らに話した。
今期の科左後旗大学院生教育支援チームの隊長である秦雨薇さんは、「教育条件に関して言うと、学校の教員資源と施設は不足しているが、子供たちの向上心には感動させられる。彼らは一種の思想上の誘導を必要とすることが多く、彼らにストレスをエネルギーに変えることを学ばせ、実際の行動で成長と進歩を図っている」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年1月4日