多くの海洋生物の入った大型海底生物底引き網が北京時間8日1時、水深1200メートル以下の海底から「雪竜2号」の甲板に戻った。中国第36回南極科学観測隊は南極海の海域「Cosmonauts Sea」(以下「同海域」)における総合科学観測を順調に完了した。
中国製の極地科学観測砕氷船「雪竜2号」は今回初めて大洋科学観測を行った。中国が同海域の総合科学観測を実施したのも今回が初。今回の観測期間は37日で、作業海域は東経33度から73度、南緯62度から67度で、航行距離は5000海里以上。この人類にとってほとんど未知の極地海域の関連データ及び試料を入手した。