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japanese.china.org.cn |11. 01. 2020

「雲の上」で勤務する第一書記

タグ: 勤務 貧困者支援

(图片故事)(1)“驻守云端”的第一书记

四川省アバ・西蔵族チャン族自治州小金県美興鎮甘家溝村で、村民が育てたリンゴを中継販売する張飛さん(右)

 

 34歳の安徽省出身の張飛さんは四川省アバ・西蔵族チャン族自治州小金県美興鎮甘家溝村の貧困者支援第一書記である。甘家溝村は山奥にあり、平均標高は3300メートル、交通が不便なため、張飛さんは「どのように貧困脱却を図るか」を思索した。

 

 2017年初め、アドバイスをもとに、張飛さんはインターネット動画で甘家溝村と近隣のいくつかの村を宣伝してみることにした。2019年7月、張飛さん一家は美興鎮下馬廠村でテーブルを囲んで食事するショートムービーを撮影。その後ろには漂う雲海が映っている。この壮大な奇観は1000万人以上のネットユーザーの目にとまり、「雲の上の村」として瞬く間に話題になった。現在、張飛さんは82万5000人のファンを持ち、下馬廠村の農家レストラン「忘憂雲庭」も観光客から人気を集めている。

 

 張飛さんのシリーズ動画は壮大な自然風景だけでなく、現地の特産グルメも紹介する。インターネット中継販売を通し、甘家溝村と近隣の村のベーコン、ソーセージ、リンゴ、蜂蜜、干したヤク肉などの特産品を全国各地に販売し、村民の生活も改善されている。


 張飛さんは将来に自信を持ち、星空民宿や雲の上のヨガ館などを建設し、受け入れ能力を高め、より多くの観光客に美しい風景を観賞してもらいたいと考えている。張飛さんは、「ここで長く働き、雲の上で村民が良い生活を送れるように手助けしたい」と話した。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年1月11日

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