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japanese.china.org.cn |19. 01. 2020

福祉施設の「おしゃれおばあちゃん」と90年代生まれヘルパー

タグ: おしゃれおばあちゃん 福祉施設

(图片故事)(1)福利中心的“爱美奶奶”和“90后”护工

1月17日、モデルチームを連れて杭州市社会福利センターの音楽教室で『茉莉花』を歌う王育華さん(手前)

 

   杭州市社会福利センターで生活する王育華さんは「おしゃれが大好きなおばあちゃん」である。身長170センチ近くあり、白髪をきれいに整え、きちんとした格好をした彼女はピアノを弾くと特に表情がいきいきとし、83歳とは思えない。3年前、王育華さんは骨折をし、夫と共に福祉施設に入居した。「子供に迷惑をかけたくないため、以前から福祉施設で生活することを考え、予約していた。ここは環境が良く、活動も多くい。私は福利センターの音楽グループの講師も担当し、多くの友達ができた。90年代生まれの若い子もいる」と王育華さん。

 

   王育華さんが言う。90年代生まれとは、1992年生まれの張丹俠さんのことである。彼女は大学卒業後に福利センターに就職した最も若いヘルパー。王育華さんが骨折した時、張丹俠さんは王さんの化粧を手伝い、様々な活動に連れて行き、新しい生活に早く馴染めるようにしてくれたという。また、張丹俠さんも悩みがあると王育華さんに話す。張丹俠さんは、「私がお年寄りを助けるだけでなく、彼らから学ぶことも多いと感じる」と話す。杭州市社会福利センターの入居者は約1300人、ヘルパーの数は207人で、90年代生まれは2人しかいない。センターの責任者は、より多くの若者がヘルパーに加わり、高齢者の老後生活を手助けすることを望んでいる。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年1月19日

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