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japanese.china.org.cn |19. 01. 2020

「生命禁止エリア」を行く配達員

タグ: 郵便物 生命禁止エリア


    1月15日、郵便物を背負って標高4000メートルの三岔河区間で配達する青海省格爾木市郵政局の配達員の葛軍さん。156段の幅20センチ、傾斜70度の「天の階段」を登って配達する。


 葛軍さんは中国郵政集団公司青海省格爾木支社の配達員で、格爾木市から唐古拉山鎮までの地球の「第三極」を担当している。平均標高は4500メートル以上。


 この広大なエリアは気候、環境が厳しい高原地帯で、大気中の酸素濃度は平地のわずか43%、年間平均気温はマイナス6度で、8級以上の強風の日は年間168日もあるため、長期滞在に適しておらず「生命禁止エリア」と言われている。


 2009年7月、青海省格爾木市郵政局は格爾木市から唐古拉山鎮までの郵便ルートを開設した。全長約500キロ、23カ所の受け渡しポイントがあり、週に1回、2日かけて往復する。葛軍さんは唐古拉鎮武装警察青海総隊某支隊の戦士から配達物を受け取る。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年1月19日

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