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japanese.china.org.cn |27. 01. 2020

高原で働く、チベット族の女性車掌

タグ: チベット族の女性車掌

(新春走基层)(1)高原上的藏族女列车长——贡久曲珍


貢久曲珍さんが発車前、車内を巡回した。


 「日光城」と呼ばれるラサ市がまだ月明かりの下で眠っているころ、青蔵鉄道ラサ〜シガツェ区間のチベット族女性車掌の貢久曲珍さんは月光を踏みながら駅に入り、同日の2往復の準備を開始した。貢久曲珍さんは武漢鉄路職業技術学院を卒業後、青蔵鉄路公司に配属された。こうして彼女の青春の軌跡は終始、線路上をたどることになった。青蔵鉄道の延長区間、拉日(ラサ〜シガツェ)鉄道が2014年に正式に開通した。貢久曲珍さんは当時の始発列車の車掌として初めて列車に乗り、チベット第2の都市シガツェを訪れた。拉日鉄道はヤルツァンポ川に沿って走る。毎日往復する列車は、現地の各民族のスムーズな移動の選択肢になった。貢久曲珍さんによると、鉄道は高原の人々の活動半径を拡大し、チベット族の若者に新たな雇用機会を提供した。貢久曲珍さんはチベット族女性車掌で、チベット族と意思疎通しやすい。彼女は列車で高齢者に自分の成長ストーリーを語り、若い乗客には仕事の経験を伝える。「鉄道網が高原で徐々に広がり、より多くのチベット族の車掌と運転手が仕事の夢を叶える」


「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年1月27日



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