湖北省は荆楚の大地、雲沢の里だ。楚人は自らを火の神・祝融の子孫としている。「火の神」が疫病神を追い払う戦いが現在展開されている。
火神山病院が2日、正式に竣工した。病魔と戦う新たな武器が増え、新たな戦場が切り開かれた。
建築面積は3万平方メートル以上で、箱型の板で仕切られた部屋が2000室弱ある。病棟内には集中治療室もある。この建築面積が北京国家水泳センター(ウォーターキューブ)の半分に相当する「戦場病院」は、設計から竣工までわずか10日を要した。
党中央の批准を受け、中国人民解放軍は1400人の医療従事者を集め、2月3日よりこの病院に派遣し、新型コロナウイルス関連肺炎の救助・治療任務に当たらせる。
この10日間で何が起こったのだろうか。どのようにして成し遂げられたのだろうか。新華社記者は火神山病院の建設の全過程を追った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年2月3日