3日午前10時、国務院新型コロナウイルス肺炎の感染共同予防・抑制メカニズムに関する記者会見が行われ、感染予防・抑制重点医療物資及び生活物資の保障状況について紹介した。
工業情報化部党組メンバー、チーフエンジニアの田玉龍氏はシンガポール華字紙・聯合早報の記者からの質問に回答し、湖北省の物資不足の問題はすでに大幅に解消されていると述べた。田氏の発言内容は下記の通り。
2日24時現在、国内生産企業は湖北省に医療用防護服を累計15万4500着出荷し、13万1200着が到着している。N95マスクの出荷量は13万3600枚で、13万枚が到着。
湖北省の生産能力も非常にスムーズに回復している。特に医療用防護服、ゴーグルなどの医療物資の、湖北省の生産能力が追いついている。湖北省は中国の医療用物資の重要な生産基地であり、そのため湖北省の生産能力の回復は、前線の医療用物資の不足問題を大幅に解消した。
検査キットの1日あたり生産量は2月1日時点で77万3000人分に達しており、感染の疑いのある人の40倍に相当する。全体的な供給を見ると、すでに需要をほぼ満たしている。当然ながら生産能力はまだ完全に回復しておらず、60−70%に達したのみだ。今後の取り組みは主に生産能力の回復になる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年2月3日