2月2日、防護対策をして重症隔離病棟に向かう準備をする黄霞さん(手前)
37歳の黄霞さんは重慶三峡中心医院の重症医学専門医である。重慶三峡中心医院は重慶市の新型コロナウイルス関連肺炎の指定病院の1つ。
1月22日、黄霞さんは新型コロナウイルス関連肺炎重症病エリアに緊急派遣され、臨床治療に参加することになった。職務に専念するため、彼女は6歳の息子を故郷の梁平にいる両親に預けた。
黄霞さんは毎日、重症隔離病棟に行き患者の病状を確認し、患者の症状に合わせて治療プランを作成・調整しなければいけない。黄霞さんは、医療スタッフと患者は親しい戦友であり、ともに努力し、病気に打ち勝つ必要があると考える。
1月29日、黄霞さんらの懸命な治療と看護により、新型コロナウイルス関連肺炎に感染した蒋さんが完治し重慶三峡中心医院を退院した。重慶市で初めて完治し退院した新型コロナウイルス関連肺炎の感染者となる。2月2日、患者がもう1人、完治し退院した。
黄霞さんの最大の望みはこの戦いが1日でも早く終息することである。「患者が1日でも早く回復して退院し、正常に戻ることを望んでいる。当然、私も早く息子に会いたい」と黄霞さんは話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年2月3日