軍隊湖北支援医療チームの細かく秩序ある準備作業を経て、武漢火神山新型コロナウイルス感染肺炎専門医院が2月4日、新型コロナウイルス関連肺炎患者の診察を開始した。
4日9時30分、軍隊医療スタッフに付き添われ、武漢市指定病院から転院した患者が病棟に入り、一部の体の弱い患者は車椅子またはベッドで病棟に移った。
記者が確認したところによると、1室の病室に2台のベッド、トイレと洗面台があり、換気、暖房設備も正常に作動している。患者の寝具が用意され、洗面用具も完備。ベッドの横に医療機器、壁に液晶テレビ、中央に空気清浄消毒機があり、窓際に紫外線消毒機能付きのパス用の窓口も設置されている。
軍隊湖北支援医療チームの医療スタッフが火神山医院に進駐してから、医療設備メーカーによる機器設備の設置と調整、建設業者による病棟の環境衛生作業が夜通しで行われた。
医療技術ビルのCT、レントゲン、超音波などの大型設備の設置作業も完了している。
科学治療の質を高めるため、軍隊湖北支援医療チームの医療スタッフは患者を受け入れる前に厳しい訓練と審査を受け、基準に達した者だけが勤務する。
患者が病棟に移ると、全身を防護服でまとった医師が看護師を連れて回診し、患者1人1人の病状を細かく尋ね、呼吸が苦しい患者には酸素吸入を行った。4日、患者は隔離区で軍隊湖北支援医療チームによる全面的な治療を受ける。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年2月5日