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1億6000万人がUターンへ 交通防疫戦が展開。現在から『春運』の終了まで、つまり2月18日までさらに1億6000万人が職場復帰のためUターンする見通しだ。一連の措置を講じ、交通機関による感染拡大を断固防止する…
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交通運輸部運輸サービス司の徐亜華司長は11日、国務院新型コロナウイルス肺炎感染対策共同予防・抑制メカニズムの記者会見にて、「ビッグデータの観測と分析によると、現在から『春運』の終了まで、つまり2月18日までさらに1億6000万人が職場復帰のためUターンする見通しだ。一連の措置を講じ、交通機関による感染拡大を断固防止する」と表明した。
徐氏によると、交通機関の搭乗率を厳しく制限する。春運期間中の長距離バス、船、農民工（出稼ぎ労働者）専用車の搭乗率を50％未満とする。乗客の間を空け分散し乗車できるようにし、交通機関内に経過観察エリアを設けるための条件を整える。また感染対策関連の技術要求を厳守し、駅及び交通ツールの消毒・換気・衛生清掃活動を徹底する。さらに駅を出入りする旅客の検温を強化し、37.3度以上の発熱のある乗客については、直ちに衛生健康部門に委ねる。
データによると、鉄道部門は10日現在まで、出入構の検査で発熱している旅客を累計7573人発見している。
また交通運輸部は交通運輸サービス保障活動を全力で徹底する。湖北省以外の地方に対して、感染対策を徹底した上で道路の客運サービスを秩序正しく再開するよう指導する。
徐氏によると、四川省、広東省、湖南省、山東省、江蘇省、福建省などの省間及び市間客運が10日現在、徐々に運行を再開している。また18省・自治区・直轄市の市内客運路線バスも徐々に運行を再開している。
Uターン農民工専用車による輸送も、重点活動の一つだ。10日現在、四川省、山東省、浙江省などの地方政府が農民工専用車を約200往復手配し、約9000人の農民工のUターンを行っている。
都市公共交通サービスも徐々に再開されている。感染症の影響を受け、全国27省・428都市で公共交通サービスが停止された。10日現在、すでに20の地級市と18の県級市の公共交通が運行を再開している。長春などの都市のレール交通も徐々に運行を再開している。
また交通運輸部は緊急物資の運輸保障を強化している。感染対策期間中、防護服、マスク、検査キット、消毒液、体温計などの防疫用品、食糧、油、肉、家禽、卵、乳、果物、野菜などの生活必需品、及び石炭・石油・ガスなどのエネルギーを統一的に緊急運輸の保障範囲内に入れることを明確にした。グリーンルート政策を徹底し、優先的かつスムーズな通行を保障する。
全国の道路・鉄道・水運・郵政などの運輸方法により湖北省に送られた防疫物資及び生活物資は10日現在、16万6000トンにのぼる。発電用石炭やガソリンなどの生産物資は68万8000トン。
「中国網日本語版（チャイナネット）」 2020年2月12日
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