高画質中継、遠隔診察、スマートロボットなど、新型コロナウイルス関連肺炎の撃退において、5G技術は才能を発揮し、感染症抑制の「神器」となっている。
急速にカバー
雷神山医院を支援
十数日の昼夜兼行の奮闘を経て、雷神山医院は2月8日に使用を開始し、第1陣の患者を受け入れた。
病院は建設が速かっただけでなく、5G通信のカバーも実現し、ネットワーク敷設からカバーまでをわずか3日で完了した。5G通信の設置を請け負った華為(ファーウェイ)の担当者によると、1月29日晩に技術サポート要請を受け、2月1日に基地局のテストを終えて開通させ、わずか72時間で作業を終えた。2月2日、雷神山医院の広電5G基地局が完成し、病院建設者、医療スタッフ、隔離区の患者に公共Wi-Fi
サービスを提供する体制が整った。
その前に、火神山医院も5G通信のカバーを実現している。5G通信を利用した遠隔診察を通し、両地の医療専門家は動画で患者のカルテをシェアできるようになった。
実は、火神山医院と雷神山医院の建設当初、全国のネットユーザーが5Gニューメディアプラットフォーム中継を通して2軒の病院の建設状況をリアルタイムで視聴していた。火神山医院の着工時、中国移動、中国聯通、中国電信の3大通信会社は5G基地局を設置し、4Gと5Gの通信カバーを実現した。
その他の5G通信と異なり、雷神山医院の5Gの電波は強い。これは中国広電が全国唯一の700MHz周波数帯5Gライセンスを取得して最初の試験的商用化であり、この5Gネットワークは2万5000人の同時通信が可能となっている。5G通信のカバーに伴い、「戦時状態」の雷神山医院は5G通信を利用して遠隔指揮、遠隔診察、遠隔手術、データ伝送を行い、新型肺炎患者を治療しやすくなった。