5G技術が新型肺炎の抑制で活躍

5G技術が新型肺炎の抑制で活躍。高画質中継、遠隔診察、スマートロボットなど、新型コロナウイルス関連肺炎の撃退において、5G技術は才能を発揮し、感染症抑制の「神器」となっている…

タグ:5G技術 新型肺炎

発信時間:2020-02-14 14:31:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


クラウドインテリジェンス

 

遠隔診察システムの構築

 

 2月8日、5G技術を利用した遠隔病例カンファレンスが北京と武漢で同時に行われた。新型肺炎が流行してから、北京医療チームが5G技術を実践に利用したのはこれが初めて。

 

 遠隔会議室は武漢協和委員西院に設置され、北京朝陽医院の医療チームが参加した。スクリーンの片側には北京朝陽医院本院の医療専門家が映し出された。遠隔カンファレンスで、専門家は2人の患者の病例を細かく分析し、退院時期および退院後の観察と隔離について討論した。

 

 武漢市にいる北京朝陽医院副院長で呼吸重篤疾患専門家の童朝暉氏も会場に駆けつけた。彼は、5G遠隔病例カンファレンスは重症患者に目を向け、診断治療手順の改善を促すと話す。

 

 武漢協和医院西院はこれまでに、5G通信を通して北京朝陽医院、北京友誼医院との接続に成功した。そのほか、武漢市の各病院も5G技術を通した相互接続が可能となっている。武漢協和医院西院の郜勇副院長は、5G技術を利用することで、千里離れた「知恵」を集め、全国の優秀な専門家が新型コロナウイルスに共同で対抗できるようになると話した。

 

 5Gの広接続、低タイムラグなどの特性は診察をより効率的、便利、安全にし、遠隔医療などの医療応用への意味は非常に大きい。多くの地域が5G通信を利用して遠隔診察システムを構築し、感染症抑制に活用している。

 

 四川省では、四川衛生健康委員会が構築した5G遠隔診察システムが省内27軒の指定病院をカバーしている。これまでに多数の新型肺炎重症患者の遠隔診察を成功させ、各指定病院および予備病院で5Gダブル1000メガ通信と5G遠隔診察システムが進んでいる。


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