スタッフ7人が昼夜交替で、新型肺炎と闘う医師と看護婦に毎日500杯のコーヒーを無償で提供する。こんな武漢市のカフェが最近、話題になっている。
このカフェ「Wakanda」は同市で交通規制が実施されると、新型コロナウイルス感染による肺炎との戦いの第一線にいる医療従事者に無償でコーヒーを提供し始め、提供は現在も続いている。
同カフェ責任者の李飛さんは「武漢で交通規制が行われるようになった後、うちの店にコーヒーを買いに来る医療従事者がいた。話してみると今は病院での仕事がとても大変で、医療従事者は懸命に患者を治療していることがわかった。感染の影響で、うちは今、通常営業ができないこともあり、社会奉仕活動に踏み出してみた」と述べた。
同カフェには現在、7人のスタッフがおり、武漢出身者もいれば、イランから来たバリスタのシーナさんもいる。皆は毎日朝9時に準備をスタートし、2-3時間でコーヒー200-300杯を入れ終わるという。
シーナさんは、「私はずっとここにいる。ここが今では自分の家だ。これからもずっと中国人といっしょにいたい」と話した。
「人民網日本語版」2020年2月16日