2月18日、広東省政府の記者会見で状況を紹介する中国工程院の鐘南山院士。同日に開かれた広東省新聞弁公室の記者会見で、鐘南山院士ら専門家は、中国医学と漢方薬の新型肺炎抑制における作用に注目すべきとの見解を示した。中国工程院の鐘南山院士によると、西洋薬は細胞レベルでは新型コロナウイルスに有効だが、人体に入るまで時間を要することが研究でわかった。現在、漢方薬についての研究を進め、常用薬にするための臨床で次の3つの作用を検証している。ウイルス殺傷能力、ウイルスの細胞への進入を減らせるか、炎症の発生を減らせるかの3つ。証拠が見つかれば、漢方薬の使用、特に肺炎の早期への応用の手がかりとすることができる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年2月19日