3月9日、海南省儋州市にあるトウモロコシ試験田にツマジロクサヨトウ性誘引観測・防止装置を取り付ける中国熱帯農業科学院環境・植物保護研究所の実験員。ツマジロクサヨトウは国連食糧農業機関(FAO)が世界に警告する飛行性害虫で、摂食量、生殖能力、飛行能力が高いという特徴がある。繁殖能力が高く、飛行し急速に拡散し、トウモロコシなどの農作物の生長に危害を及ぼす。2019年、ツマジロクサヨトウの中国への侵入が初めて報告された。有効防止策を模索するため、海南省儋州市にある中国熱帯農業科学院環境・植物保護研究所はツマジロクサヨトウの観測・防止技術の研究に力を入れている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年3月14日