武漢大学中南医院救急外来棟の入り口で、救急車の中で患者を待ち雷神山医院の医師からの業務連絡を受ける李華さん(3月7日)
44歳の李華さんは武漢大学中南医院の運転手で、1カ月前に同院が武漢雷神山医院の管理を請け負ってから、新型コロナウイルス肺炎患者の搬送という新たな任務を受け、雷神山医院の「送迎役」となった。
感染症の流行を前に、党員である李華さんは危険がある中で勤務している。2月8日、雷神山医院は最初の患者を受け入れ、李華さんは毎日、重症患者を乗せて病棟を行き来している。最も忙しいときは1日に100人以上の患者を搬送し、朝から晩まで休む間もないことも多い。防護服を節約するため、昼食を食べないこともある。搬送の安全を維持するため、医療スタッフが不足しているときは彼も担架を担ぎ、車椅子を押し、患者を支える。
李華さんは、「現在は毎日多くの患者が退院し、病院も運転手を増やしたため負担はやや軽くなったが、24時間携帯電話に出られるように待機し、すぐに行けるようにしていなければいけない」と最近の変化について述べ、「感染症が早く終息し、家族と一緒に過ごしたい」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年3月14日