米ハーバード大学のローレンス・バカウ総長は24日、妻と共に新型コロナウイルスの検査を受けたところ陽性反応が出たと発表した。
バカウ氏は同校の教職員に宛てた書簡の中で次のように伝えた。夫妻は22日、せき、発熱、寒気、筋肉痛などの症状が出て、23日に新型コロナウイルスの検査を受け、24日午後に結果を手にした。いつ感染したのかは不明だが、14日より自宅で仕事を行っており、外との接触を大幅に減らしていた。今後2週間は自宅で隔離療養するという。
ハーバード大学保健サービスセンターのデータによると、24日午後までに同校の教職員18人が、新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出ている。同校は今月すでに春休み後の授業をオンラインに切り替えており、学生には春休み後にキャンパスに戻らないよう注意を促し、かつ本科生に学生寮を空けるよう求めた。
バカウ氏は今年68歳で、2018年より同校第29代総長に就任している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月25日