北京市海淀区　コミュニティを守る外国人ボランティア

　北京市海淀区海淀街道の合建楼コミュニティの検問所に、カナダ出身の陸尚屹さんという外国人ボランティアがいる。

　陸尚屹さんは中国人民大学国際関係学院の修士研究員で、流暢な中国語を話す。陸尚屹さんは中国に来て2年半とそれほど長くないが、中国は彼にとって第二の故郷である。新型コロナウイルス感染症の発生後、彼はコミュニティスタッフとボランティアの無私の精神で奉仕する精神に感動し、コミュニティのボランティアに志願し、時間があるときに住民に奉仕している。陸尚屹さんはコミュニティの出入り口でコミュニティに入る人の体温測定や住民の通行証の確認を行うほか、必要な場合は住民の代わりに宅配物を受け取り家まで届ける。

　陸尚屹さんは、「このボランティア活動は難しくないが重要である。健康の防衛線であり、しっかりチェックすることでコミュニティの住民を守ることができる。家族と友人も応援し、このときに自主的に人助けをすることに誇りを感じてくれている」と興奮した様子で話した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2020年4月1日