河南省新婚カップル「貧困と独身から脱却」

 

  

 

   4月16日、盧氏県在住の王景峰さんと瀋玉鳳さんはめでたく結婚した。盧氏県は秦巴山区にあり、国家広域特殊困難地区の1つ。ここはかつて交通が不便でインフラが遅れていたが、貧困対策の開始後、盧氏県は貧困者移転作業に力を入れ、貧困者の移転、貧困の根本からの解決に取り組み、予定より2年早く移転作業を終えた。 

 

   王景峰さんは今年24歳で、双龍湾鎮久富村の出身。家庭の経済状況が苦しかったため、彼は中学卒業後に温州市の靴工場に就職した。2015年、王景峰さん一家は貧困家庭に指定された。2017年、貧困者移転作業が進むにつれ、王景峰さんは両親とともに県中心部の河洛嘉園住宅に引っ越した。両親は県内でアルバイトをし、家庭の経済状況は改善され、貧困を脱却することができた。 

 

   友人の紹介で、王景峰さんは范里鎮王窯村の瀋玉鳳さんと知り合った。瀋玉鳳さんはかつて病気のせいで貧しかったが、貧困者支援幹部の支援のもとで病状は回復した。瀋玉鳳さん一家はすぐに貧困から脱却し、2018年に范里鎮の濱河住宅に引っ越した。瀋玉鳳さんの優しくて善良な性格は王景峰さんの心を打ち、2人は結婚を決めた。家族のサポートのもと、2人は范里鎮で飲食店を経営し、真面目に働いて裕福になっている。 

 

   旧暦3月24日、親族と友人に見守られながら、王景峰さんと瀋玉鳳さんは結婚式を挙げ、「貧困と独身から抜け出した」と宣告した。

 

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2020年4月17日