2020チョモランマ標高測量登山チームが明かした情報によると、7日17時頃、登山チームの隊員約30人は標高6500メートルの前進野営地に無事に到達した。全隊員の体調は良好で、1日休憩し、標高測量設備のテストを引き続き行うという。
測量登山チームは6日に標高5200メートルのチョモランマ・ベースキャンプを出発し、同日18時頃に標高5800メートルの過渡野営地に到達。7日午前11時頃、野営地を出発し、東絨布氷河を通り、徒歩約6時間後に前進野営地に到達した。
前進野営地は東絨布氷河の隣の斜面の上、チョモランマ雪道の前にあり、雪道の前の最後の野営地である。前進野営地から約1時間登ると、靴履き替え地点に到達し、登山者はここでアイゼンを装着し、雪道を登っていく。前進野営地は東絨布氷河が終わる地点であり、山々に囲まれ、空気の通りが悪く、何度も登頂しているプロのガイドでもここで高山病になることがあるため、「魔の野営地」と称される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年5月8日