米史上最大のソーラープロジェクト認可 生物への脅威が指摘

米史上最大のソーラープロジェクト認可 生物への脅威が指摘。

タグ:ソーラープロジェクト

発信時間:2020-05-13 13:26:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 米内務省は11日、ネバダ州に米国史上最大規模、建設費約10億ドルの「ジェミニ・ソーラー・プロジェクト」を建設する計画を認可した。完成後、世界で8番目に大きい太陽光発電所になる。同発電所は電力を供給するだけでなく、感染症の影響を受けた地元経済にも新たな原動力を注ぐ。


 同発電所はネバダの荒漠地区に建設し、環境保護専門家から意見を募集し、現地の生物に脅威をもたらす可能性があるとされている。


地元の雇用促進


 米内務省は11日、ラスベガスの北東約48キロ地点に総容量690MWの太陽光発電装置と補助施設を建設すると発表した。


 声明によると、完成後はラスベガス地区およびカリフォルニア州南部地区の約26万世帯に電力を供給し、年間発電量で約8万3000台の自動車の温室効果ガス排出を相殺できる見通し。


 デービッド・バーンハート内務長官は、プロジェクト建設のピーク時には最多900人の建設作業員の雇用を提供し、現場に19人の長期建設作業員を残すと同時に、周辺のコミュニティに約1100人の雇用を創出すると述べた。


 バーンハート氏は、「全米は感染症のダメージからの回復において、同プロジェクトは地元経済に約7億1250万ドルをもたらすと予想している。我々の景気回復は米国の業務再開にかかっており、このプロジェクトはその目標を達成できる」と話した。


 AP通信は、「ジェミニ・ソーラー・プロジェクト」の第1期は約28平方メートルの国有地を使用し、2021年に完成し、ネバダ州に440メガワットの電力を輸送する見通しだと報道。第2期は発電能力が250メガワット増え、2020年にネバダ州に売る、またはアリゾナ州とカリフォルニア州に輸送する。プロジェクトは380メガワットの交流蓄電池保管システムを含み、日没後も電力輸送が可能となる。

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