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japanese.china.org.cn |16. 05. 2020

武夷山 3世代が伝統の製茶技術を守る

タグ: 武夷山 製茶技術

(图片故事)(1)武夷山:一片茶叶 三代人的坚守

5月10日、母親の游玉瓊さんから岩茶の木炭焙煎法を教わる方舟さん(右)

 

    游玉瓊さんは国家級無形文化遺産の武夷岩茶(大紅袍)製作技術の唯一の女性伝承人である。30年以上前、游玉瓊さんは父親の小さいお茶工場を受け継ぎ、今では福建省農牧業産業化リーディングお茶企業に発展し、游玉瓊さんは武夷山一帯で有名な女性お茶職人になった。

 

   1985年、村の財政収入を増やすため、游玉瓊さんの父親の游永生さんは名の知られていない小さいお茶工場を請け負い、当時まだ17歳だった游玉瓊さんは工場の従業員になった。個性が強い彼女はあちこちに修行に行き、35年かけて製茶技術を磨いた。1998年、游玉瓊さんは「金仏岩茶研究所」を設立し、専門家を技術指導者に招き、大量の経費を投じて新品種の研究開発と難関突破に取り組み、10年かけてようやく「金仏」茶を開発し、武夷茶に新品種を生み出した。

 

    5000ムーの茶畑の年間生産量は200トン、従業員数は400人に上る。小さかった工場がリーディングお茶企業に発展するまで、どのような運営管理を行ったのか。また、自分の岩茶製茶技術をどのように伝え、武夷岩茶を世界各地に広めたのか。游玉瓊さんは、一人息子で海外留学から帰国した1990年代生まれの方舟さんにバトンを渡した。3代目として、方舟さんはビッグデータを製茶に生かし、各データのパターン化と標準化を試みている。

 

    游玉瓊さんは、「無形文化遺産伝承人は、自分がどれほど優れているかではなく、自分が担う責任と義務を伝え、この祖先から伝わる工芸を後世に伝承し、この伝統の岩茶製茶技術を世界に広める必要がある」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年5月16日


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