武漢は1日で150万人のPCR検査をいかに実現したのか?=豪メディア

武漢は1日で150万人のPCR検査をいかに実現したのか?=豪メディア。

タグ:武漢 PCR検査

発信時間:2020-05-27 14:54:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 豪放送協会(ABC)は26日、以下の内容の記事を掲載した。


 中国・武漢市の保健部門は、先週金曜日だけでも147万人の新型コロナウイルスPCR検査を行ったと発表した。前日には約100万人の検査を終えていた。これは全市の1100万人を対象とする検査計画の一環だ。


 その一方で、1月に感染が発生してから先週金曜日まで、豪州は延べ119万人の検査しか行っていない。


 武漢市の関連部門によると、彼らはわずか10日間で900万人の検査を行った。


 中国はこれをいかに実現したのだろうか。


 武漢は4月に検査規模を拡大し、対象者の検査を行った。その後さらに5月14日に無症状感染者を特定する行動を開始し、かつ同市の全住民1100万の検査を実施すると表明した。


 ニューサウスウェールズ大学感染症教授、世界保健機関(WHO)新型コロナ専門家チームのメンバーであるマクラウス氏は、「これは非常に重要な研究で、武漢の無症状感染者の人数を正確に把握できる」と述べた。


 「武漢の研究は重要だ。彼らが900万人以上の巨大なデータバンクを手にし、早期に抗体を手にした人を判別できるからだ。」


 彼らはいかにしてこれほどスムーズに数百万人の検査を行ったのだろうか。当局者は全市の各コミュニティに231カ所以上の検体採取所を設置した。現地メディアの報道によると、彼らは今後さらに建設現場、市場で検査を受けていない人をしらみつぶしに探す。高齢者など検査を受けに行けない人については、関連部門が自宅を訪問し検体を採取する。


 スムーズに検査するため、保健部門は混合検査を採用した。10人以下の検体を一つにし、検査を1回実施する。陽性であればすべての検体を単独で検査する。


 武漢市民は検体採取から3日後、微信で結果を知ることができる。


 今回の検査活動は多くの費用がかかる。武漢市保健部門は、10億元以上を拠出し1100万人全員が検査を受けられるようにすると表明していた。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年5月27日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで