貴州省従江県　タニシ養殖が収入増加に助力

5月26日、タニシの稚貝を運ぶ貴州省従江県加榜郷加車村の村民

 

   今年3月、貴州省従江県は貧困者支援特別財政資金を用意し、現地の棚田環境と組み合わせ、土地の状況に応じた適切な方法をとり、加榜郷の加車、党扭、加頁などの村でタニシ養殖事業を開始した。

    タニシ養殖は「企業＋合作社＋農家」という形式をとり、政府がリーディングカンパニーから稚貝を買い付けて合作社に引き渡し、合作社が貧困世帯の水田規模と意向に基づいて稚貝を支給するという方法で行なっている。また、企業の技術者が村で養殖技術を教え、タニシの収穫時は合作社とリンクする稚貝会社が最低額を保証した価格で回収し、貧困世帯の養殖と販売面の不安を取り除き、田舎の住民の貧困脱却と収入増加の道を切り開いた。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2020年5月28日