5月30日、西蔵自治区ラサ市の西蔵遺伝資源バンク標本展示ホールで、オグロヅルの標本を見る小学生。同日は中国の第7回「全国科学技術従事者の日」にあたり、西蔵自治区ラサ市の西蔵遺伝資源庫が開放された。
西蔵遺伝資源バンクは主に植物種子バンク、植物体外培養バンク、動物遺伝資源バンクなどの機能区に分け、青蔵高原および近隣地区の野生動物や農作物など各生物の遺伝資源約2000種8000点を採集・保管している。
西蔵は中国ひいては世界の生物多様性における重要な地域であり、遺伝資源バンクを設立することで、生物の遺伝資源を科学技術応用のために有効的に保存できる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年6月1日