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japanese.china.org.cn |04. 06. 2020

太行山の奥地の小さな学校が授業再開

タグ: 教育資源

 


 6月2日、秦春蘭さん、秦秋蘭さん、秦興旺さんの姉弟3人は学校に戻った。早朝、3人は父親が運転する三輪車で十数キロ離れた馬武寨寮制小学校に向かった。


 3人の家は山西省陵川県古郊郷の南背村にあり、この村に生活する唯一の家族である。3人が学ぶ馬武寨寮制小学校は古郊郷馬武寨にあり、数十キロ範囲内にある唯一の学校である。全校児童は7人で、12歳の秦春蘭さんは6年生、秦秋蘭さんは3年生、秦興旺さんは幼児クラスだが、教育資源が限られているため、同じ教室で授業を受けている。


 休校中、長女の秦春蘭さんは宿題をする以外に、ご飯を作ったり洗濯をしたり、弟と妹の面倒を見たりしていた。


 南背村は谷間にあり、インターネットの電波がなく、3人が休校中も授業を受けられるように、趙金成校長と教員は何度も家庭訪問して授業をしていた。車で村まで直接行けないため、教員は4キロほどの険しい山道を通らなければいけない。


 5月31日、趙金成校長と国語教師の崔連瑞さんは3人の家を再び訪れ、社会慈善団体が寄付した洋服をプレゼントし、授業を再開することを伝えた。


 1時間以上かけて山道を進み、検温、消毒、受付を終えて3人は学校に戻り、学習生活をスタートした。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月4日


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