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japanese.china.org.cn |05. 06. 2020

済南市最大の露店夜市が人気スポットに

タグ: 露店 売上高



 「昨年より活気がある」。6月3日晩、山東省済南市の環聯東方商貿城夜市に店を出す韓文高さんは客を呼び込みながら記者にこのように述べた。


 環聯夜市は済南市最大の夜市で、敷地面積は80ムーに達し、1100以上の店がある。夕方、数百人の店主が三輪車に串の煮込みなどの各種のグルメを乗せて次々と夜市に到着した。


 夜7時過ぎ、韓文高さんの虎震バーベキュー広場では多くの客が食事をしている。これは夜市の中で最大規模の飲食エリアで、15人の従業員がおり、50台のテーブルが並び、1日の売上高は約3万元前後である。


 2017年5月、済南洪楼夜市が通行の妨げになるとして閉鎖された。数百人の店主の生計問題を解決するため、済南市は環聯東方商貿城に1000近くのテナントを設置し、散らばっていた露店を集中させ、経営を規範化し、衛生状況や交通を妨げるなどの問題を改善した。市場では現在5000人以上が働き、夜7時から翌朝3~4時まで営業している。


 環聯夜市運営部の責任者の謝偉さんは、「普段の客数は2~3万人ほどで、週末と祝日は5万人を超える。売上高は200万元に達する」と話す。


 また、環聯夜市は多くの「ネットの人気者」も輩出した。輪投げの店を経営する李艶梅さんは毎晩動画を撮影してインターネットで公開し、現在1万人以上のファンがおり、地方からも多くの観光客が訪れる。彼女の1晩の売上高は7000~8000元で、「国は露店経済を提唱し、私たちもこのような規範化された場所ができたことでより安心できる。今後さらによくなっていくに違いない」と話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年6月5日

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