片腕の少年　バスケットボール選手の夢を追う

    2006年生まれの張家城さんは広東省雲浮市雲安区高村鎮の中学1年生で、2010年に事故で右腕の一部を失ったが、悲痛を経験しながらも諦めずに頑張っている。

 

    2018年、高村鎮政府は夏休みの子供向けバスケットボール教室を無料で開催し、初めてバスケットボールに触れた張家城さんはこのスポーツが好きになった。バスケットボールを深く知る中で、彼は「プロ選手になる」という人生の目標を立てた。この夢を実現するため、彼は毎朝学校の運動場で練習し、放課後は狭い部屋の中でドリブルやシュートを練習している。

 

    努力すればできないことはない。2年もしないうちに、左腕だけでドリブルをする張家城さんは腕を上げていった。彼がプレイする動画はサイトで多くの称賛と激励を得た。注目されたことについて、張家城さんは「もっと練習して上手になることだけに専念し、いつかプロ選手としてプレイした」と話した。

 

    写真は6月4日、体育の授業でレイアップシュートを練習する張家城さん（ドローンで撮影）

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2020年6月5日