広西チワン族自治区武宣県金鶏卿仁元村出身の39歳の覃永灵さんは、以前は妻と出稼ぎをしていた。2015年、一家の重要な労働力である覃永灵さんは椎間板ヘルニアを患い、働くことができず貧困者になった。
覃永灵さんは病気と貧困に負けず、積極的に治療を受け、病状は緩和され、2017年に就職した。夫婦の努力により、一家は2018年に貧困脱却を実現した。
貧困脱却後、覃永灵さんは現状に満足せず、技能を持つことが生活の保障になると考えた。仕事の合間に多方面から考察し学び、自分の条件と今の市場の状況を分析し、仕事を辞めて故郷で起業した。
地元政府と貧困者支援幹部の支援のもと、覃永灵さんは養鶏場を設立した。2年以上の発展を経て、養鶏場の規模は当初の5000羽から11000羽に増加し、一日9700個の卵を生産するまでになった。また、覃永灵さんは村民をサポートし、自分の養殖技術を村民に教え、多くの貧困家庭と提携し、村民から「鶏司令」と呼ばれている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年6月19日