近年、広西融水は原生苗族文化体験パークを設立し、都市に移転した貧困者が復元された施設で勤務している。パークは緑化清掃、観光施設管理、民族舞踏ショーなどの雇用を提供し、多くの手段を通して貧困者の収入増加を後押ししている。
広西融水苗族自治県は貧困対策において、深い民族風情と豊かな観光資源を利用し、観光業を貧困脱却の基幹産業にしている。広西の特徴ある観光県として、2019年に融水県を訪れた国内外からの観光客は886万人、観光収入は104億元に達した。2016年以降、融水県の貧困者の約25%を占める3万人が観光産業を通して貧困脱却を実現した。
広西融水苗族自治県は国家貧困脱却開発作業の重点県で、貧困率は一時28.53%に達していた。2016年以降、全県の89の貧困村、11.58万人の貧困者が貧困脱却を実現した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年6月27日