旧歴の5月5日、常淑紅さんは早起きし、小麦粉をこねて米を研ぎ、端午節の重要な食べ物を準備した。窓の外には麦畑と草原が高くそびえる東天山と繋がり、山積みの雪も見える。
新疆巴里坤カザフ自治県はシルクロード北道の重要な場所の1つで、常淑紅さんは清時期に建てられた巴里坤古城の東約15キロにある石人子卿三十里館子村で暮らしている。
2016年に東天山のふもとにある辺境県、高寒県、易災県である巴里坤県は、貧困脱却を実現した。2016年、常淑紅さん夫婦は小麦の栽培面積を増やし、集体土地を請け負ってサジーを栽培し、多くの村民を雇用し、サジーの栽培と牛羊養殖のチームを結成した。ここ数年、村の貧困脱却の先頭に立っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年6月28日