5G、IoT、VRなどのブラックテクノロジーが洪水防止に助力

5G、IoT、VRなどのブラックテクノロジーが洪水防止に助力。

タグ:増水期 ブラックテクノロジー

発信時間:2020-07-09 13:37:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

     中国南北は現在、本格的な増水期に入り、大雨に頻繁に見舞われ、洪水防止が肝心な段階を迎えている。


     革新的な科学技術は洪水防止作業に役立っている。気象・水関連の予報、洪水防止の観測・警戒、天から地に至るまでの科学技術設備、人工知能などの「ブラックテクノロジー」の応用は洪水防止作業をよりスマートにしている。


     中国の気象予報・予測技術はここ数年、絶えずグレードアップし、予報・予測の正確率も大幅に向上している。暴風警報の正確率は昨年、88%に上昇し、強い対流警報の時間は38分早まり、台風の経路予測のレベルは世界をリードし続けている。


   「中期天気予報コア技術研究」プロジェクトによって開発された多数の予報商品は、中長期の予測時間内の亜熱帯高気圧、南アジア高気圧やモンスーンなどの大規模なコア循環システムの特性などの正確な作成に役に立ち、降水量の多い地帯や降水量などの情報も正確に判断できる。


 水資源部水文資源監視・予測センターの劉志雨副主任は、「中国はすでに科学技術を利用し、予測予報の精度の向上、予測時間の短縮、洪水予報の能力の向上に重要な貢献をしている。現在、水資源部が全国12万カ所の洪水報告ステーションの雨水情報を収集するのに要する時間はわずか10~15分である。洪水発生の予報時間はわずか数十分だ」と示した。


 黄河は7月1日から本格的な洪水期に入る。「スマート黄河」プロジェクトの推進は洪水防止に有力なサポートを提供している。衛星リモートでの河川の変化の追跡、ドローンでの河川の観測、リアルタイムの動画伝送などの技術は洪水防止に情報面のサポートを提供する。


 黄河流域の346カ所の大規模・重点中型ダムはすでにオンライン観測を実施し、1000本以上のビデオ信号リアルタイム伝送は洪水防止・緊急救助の科学的な政策決定を便利にしている。

 

 5G、ドローン、モノのインターネット、仮想現実などの最先端技術は今年の洪水防止作業で才能を発揮している。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年7月9日

 

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