湖南省昭陽出身の朱虹美さんは2013年に大学卒業を卒業し、知人の紹介で新疆精河県に来た。彼女はここのクコの実の品質に目をつけ、現地のデジタルビジネス推進政策もあり、ここで起業した。
起業において、朱虹美さんは3年間の家賃免除、水道代、電気代、インターネット料金の割引、研修、展覧会の入場などの優遇政策を受けた。7年間にわたり、朱虹美さんは地元の農産品のネット販売を研究し、市場拡大に伴い、彼女の業務範囲も拡大した。
精河のクコの実、伊犁のハチミツ、南疆のクルミとナツメなど、収穫期になると、朱虹美さんのチームは高品質の農産品産地に行き、動画を撮影し、現地でネット販売を行う。7月は精河県の10万ムーのクコの実の収穫期で、彼女は忙しくなり、広東、浙江、湖北などにも出荷する。
朱虹美さんは、「現在のクコの実の1日あたりの販売量は約1トンで、リピーターも多く、品質が高く評価されているとことがわかる」と話す。現在、精河県で朱虹美さんと提携する数社のクコの実の合作社は約2000ムーの生産地を持つ。市場ニーズを満たすため、彼女は現地で10人以上の作業員を雇用している。彼女は「デジタルビジネス派遣員」も担当し、多くのデジタルビジネス研修イベントに参加し、住民を支援している。「新疆の農産品は私の市場拡大の基礎。市場が広がるほど責任が重くなり、商品が売れ、提携している農家も自信が持てる」と彼女は話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年7月13日