7月15日、瓊中県什運郷便文村の貧困者にタッピング機の使用方法を教える中国熱帯農業科学院ゴム研究所の曹建華研究員。同日、海南省瓊中リー族ミャオ族自治県什運郷は542人の貧困者にタッピング機を無料で支給し、タッピング機開発業者による使用方法の技能講習を実施した。海南省は豊富な天然ゴム資源を有するが、伝統的なカット技術は要求が高く、農民が習得するのは難しいため、多くのゴムノキ林が放置されている。タッピング機は使用方法が簡単で、村民の作業効率を高めるだけでなく、貧困脱却と収入増加も後押しする。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年7月17日