7月23日13時頃、淮河支流の王家ダムは水門を閉め、蒙洼貯水区への放水を中断した。王家ダム観測所の水位は水門を開ける前の29.75メートルから28.28メートルに低下し、警戒水位を0.78メートル下回り、危険水位まで1.02メートルとなった。
「千里淮河第一水門」と称される王家ダム水門は蒙洼貯水区に流れる水門。7月20日8時20分、淮河支流の王家ダムは水門を開けて放水し、7月23日13時の時点で、蒙洼貯水区への総流量は約3億7500万立方メートルとなった。
淮河支流にある王家ダム水利ターミナルプロジェクトは、主に王家ダム水門と蒙洼貯水区の2つの部分からなる。蒙洼貯水区は安徽省阜南県にあり、淮河支流中流の最初の蓄水区で、総面積は180平方キロメートル、設計貯水位は27.8メートル、設計貯水量は7億5000万立方メートル、区内の人口は18万5000人。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年7月24日