王素花さんは国家級無形文化遺産である汴繍の代表伝承人で、1957年から汴繍の仕事をしている。汴繍工芸を発展させるため、王素花さんは昔の刺繍や刺繍の入った日用品を集め、伝統の宋繍工芸を基礎に、仲間とともに10通り以上の刺繍方法を考案し、1959年に刺繍で『清明上河図』を完成させ、汴繍の歴史に残る名作となった。30年にわたり、彼女は農村の貧困地の少女、障害児、都市部の仕事を辞めた女性1000人以上に無料で刺繍を教えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年8月5日