約6万人が中国の3期臨床試験のコロナワクチン接種完了 深刻な副作用報告なし

約6万人が中国の3期臨床試験のコロナワクチン接種完了 深刻な副作用報告なし。

タグ:ワクチン接種

発信時間:2020-10-21 13:41:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


   科学技術部社会発展科学技術司の田保国副司長は10月20日に行われた国務院共同感染対策メカニズムの記者会見で、中国の第3期臨床試験段階に入った4つの新型コロナウイルスワクチンをすでに約6万人の治験者が接種し、深刻な副作用の報告は現時点でないと明かした。


   第3期臨床試験の結果は、ワクチンの保護力を検証する国際公認の有効的指標となる。田保国氏は、「どのワクチンも、臨床試験段階であろうと市場で大規模に使用段階であろうと、副作用が出る可能性はある。3期臨床試験に入った新型コロナウイルスのワクチンの副作用は基本的に接種部位の痛み、赤く腫れる、または一過性の発熱などのような軽度の副作用だ」と紹介した。


   国薬集団の劉敬楨会長は、北京生物製品研究所と武漢生物製品研究所が開発した2つの不活化ワクチンは現在、UAEを含む10カ国で第3期臨床試験を展開しており、すでに5万人が接種し、現時点で深刻な副作用の報告は受けていないと示した。


   北京科興中維生物技術有限公司のゼネラルマネージャー高強氏によると、同企業のブラジル、インドネシア、トルコの提携会社は国際的に認められた薬物臨床試験品質管理規則(GCP)の要求に基づき、完全な副作用監視測定システムを設置した。現時点で、一部の人に軽度の副作用が現れたが、すべての提携会社でワクチン関連の深刻な副作用の報告はまだない。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年10月21日




TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで