マスク氏、2026年の有人火星着陸に自信

マスク氏、2026年の有人火星着陸に自信。マスク氏は同日、この目標は「今からおよそ6年」で実現できると述べた。「運が良ければ4年だろう」…

タグ:宇宙船 火星上陸 国際ステーション

発信時間:2020-12-03 15:33:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 米スペースX社(以下「同社」)のイーロン・マスクCEOは1日、同社が2026年に有人火星着陸を実現することに「強い自信」を持っていると表明した。


 マスク氏は同日、この目標は「今からおよそ6年」で実現できると述べた。「運が良ければ4年だろう」


 マスク氏は「2年後に向こうに無人の宇宙船を打ち上げる」と述べた。


 マスク氏は2016年9月、国際宇宙会議で火星上陸の青写真を示した。「非常に順調であれば、有人火星上陸には10年の期間が必要だろう」


 マスク氏は当時「これがいつになるかについては言いたくない。リスクが大きすぎる」と述べた。


 米CNBCによると、マスク氏の有人火星上陸の夢を叶える上で重要になるのは、同社の宇宙船「スターシップ」の開発の進捗だ。設計によると、スターシップは貨物を輸送すると同時に、毎回約100人を運ぶことができる。


 同社は今年2月、カリフォルニア州ロサンゼルス港でスターシップの研究開発・製造工場の建設を許可された。マスク氏は以前、年内にスターシップにとって初の軌道テスト飛行を行いたいと述べた。


 一部が再利用可能な「ファルコン9」ロケットや「ファルコンヘビー」と異なり、マスク氏はスターシップを民間航空機のように完全に再利用しようとしている。


 同社が5月、アメリカ航空宇宙局(NASA)の宇宙飛行士を国際宇宙ステーションに送り込むと、スターシップは同社の特に重要なプロジェクトになった。マスク氏は今年6月、社員宛のEメールの中で、直ちにスターシップの開発ペースを上げなければならないと記していた。


 同社は現在、「ドラゴン」有人宇宙船、「スターリンク」、スターシップの3つのプロジェクトを推進している。ドラゴンとスターシップは宇宙飛行士を宇宙に送り込む。スターリンクは小型衛星によるグローバルネットワークを構築し、世界に高速インターネットサービスを提供する。スターリンクは約1万2000個の衛星で構築される見通しで、2033年より自由なキャッシュフローが生まれる見通しだ。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年12月3日

 

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