昨年12月に米国で新型コロナウイルスが存在か=米CDC

昨年12月に米国で新型コロナウイルスが存在か=米CDC。

タグ:新型コロナウイルス

発信時間:2020-12-04 14:12:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 米疾病予防管理センター(CDC)の研究者は最近、昨年12月の一部の米国人の献血サンプルから、新型コロナウイルスの抗体を発見した。これは当時このウイルスがすでに米国に出現していた可能性を意味し、米国が初の感染者を報告した時期よりも早かったことになる。


 この11月30日に米誌『Clinical Infectious Diseases』に掲載された研究によると、CDCの研究者は米国初の感染者が確認される前に体内に新型コロナウイルスの抗体を持っていた人がいたかを確認するため、米赤十字会が昨年12月13日から今年1月17日に集めた7389件の血液サンプルの検査を行った。これらのサンプルは全米9州の献血者からのもの。検査結果によると、うち106件に抗体が含まれていた。


 CDCは今年1月21日、米国初の感染者を報告した。今回の研究は検査結果に基づき、昨年12月に米国の一部地域で個別の感染者が発生していた可能性があり、また一部の人が体内に新型コロナウイルスと結びつく抗体を持っていた可能性もあるとした。


 これまでも米国では、米国政府が初の感染者を報告する前から、新型コロナウイルスの感染がロサンゼルスで発生していた可能性があるとの研究結果が出ていた。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年12月4日

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