西蔵自治区山南市浪卡子県普瑪江塘郷は標高5373メートルで、酸素含有量は海水面の40%しかなく、中国で最も標高が高い郷である。ここでは呼吸するのも困難で、生活の改善と発展は難航している。
近年、地元政府の努力により、普瑪江塘郷の牧畜民の生産・生活条件は大幅に改善された。現在は郷内各村に幼稚園、診療所、酸素供給室などができ、関連施設も完備し、学童の入学率と在学率は100%に達している。郷は牧畜業資源を生かし、「措果乳加工品」や高原「緑色バター」などの品種を開発し、住民の収入源を開拓している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年12月11日