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japanese.china.org.cn |20. 01. 2021

零下40度でも素手で作業 大興安嶺の列車の安全を守る整備士

タグ: 列車の安全

 


 高速鉄道は庶民の生活に溶け込んでいる。しかし、祖国最北端の大興安嶺地区では緑の列車が地元住民の主な移動手段であり、大興安嶺は風雪が多く道路が通行できなくなることもあり、鉄道は住民が外の地域に行く主なルートとなっている。


    極寒の中で、大興安嶺の列車の安全走行を守るために働く人たちがいる。中国鉄道哈爾濱局集団有限公司加格達奇工務区間の漠河線路分岐器整備チームの楊玉海リーダーもその1人である。


 大興安嶺地区は凍土層が多く、気温が低下すると凍土による変形が激しくなり、路盤の温度が変化するとレールの形状に影響し、安全リスクにもつながる。また、気温が低すぎると、硬いレール、ボルト、レール合板の強度も下がり、凍って折れる場合もある。そのため、線路整備士は常に線路を点検し、危険を取り除く必要がある。


 楊玉海さんは、「冬は忙しく、緊急任務があると夜中でも駆けつける」と話した。設置効果を高めるため、整備士は手袋を外して素手でボルトを締めることもある。 


「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月20日

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