1956年に黎湛鉄道が運営を開始してから、広東省廉江市の果物農家は果物を担いで列車で広西チワン族自治区まで売りに行くようになった。これらの果物は収穫シーズンや産地などが異なるため、広西で高く売れる。省をまたいで取引する果物農家は「担担軍」と呼ばれ、このような取引方法は今も続いている。廉江市河唇鎮のゴレンシやザクロなどの果物がこのほど、収穫シーズンを迎え、「担担軍」は忙しくなった。彼らは毎日早朝から収穫に取りかかり、担いで列車に乗り広西玉林市に売りに行き、日没前に列車で帰宅する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2021年2月7日